皆さん、こんにちは!
今回は、FUJIFILMのミラレースカメラを「写ルンです化」してみた話をしようと思います。
写ルンですを使っていたのはもう20年以上も前になります。携帯電話文化が浸透してからは、なかなか使う購入する機会もなかったですからね。
以前はカメラなんて全く興味がなかったから、カメラ本体を持っているわけでもなく、「写真をとらないと」と必要なタイミングになったときに「写ルンです」を購入してました。
いつものようにAmazonでFUJIFILMのレンズを物色していると、写レンズなる「Utulens」を発見。どうやら昔の写ルンですのレンズ部分を使用しているとのことで、いくつか種類があって一番薄いタイプの「Wtulens L」さっそくポチっと
写レンズはどんな写真が撮れるのか?
写レンズの実力を試しに湘南・江の島方面ににスナップに出かけてみました。
写レンズとは
「写ルンです」のレンズを2枚使ったミラーレスカメラ用のレンズ
35㎜換算で17㎜の広角レンズです。APS-Cセンサーサイズのカメラではおおよそ28㎜。フルサイズカメラではちょっと広すぎますが、APS-Cではちょうどいいスナップ用レンズになりそうですね。
絞りが固定でF16 であり、正直暗いレンズです。室内や夜の撮影には正直向かないと思いますが、日中帯の屋外であれば、十分撮影できます。
重さがなんと46g、厚さが15㎜と圧倒的な薄さですね。まさに
究極のパンケーキレンズ
各マウント(マイクロフォーサーズ、Eマウント、フジフィルムXマウント、EOS M,Rマウント、ニコン1,Zマウント)のラインナップが用意されています。
写レンズのラインナップ
GIZUMONさんから出されているレンズでは「Utulens」と「Wtulens」があります。
一番は焦点距離の違い。
Utulens → 32㎜ (APS-C:約48㎜相当)
Wtulens → 17㎜ (APS-C:約28㎜相当)
Wtulensの中にも「Wtulens L」というのがあり、こちらはは通常のものよりさらに薄型。なんと5㎜。スナップシュータ化したいのであれば、画角、薄さを考えると一番おススメなのは
「Wtulens L」ですね。自分はまずこちらを購入しました。
開封するとこんな感じ
筒状の紙質の入れ物に入ってきます。箱、説明書、レンズ本体、マウントアダプター、ポーチが収納されていました。
レンズユニットをマウントアダプターにねじ込みでくっつけます。
見てください!この薄さ。究極のパンケーキレンズです。
究極の組み合わせX-E3 X Wtulens L
黒のボディにばっちり似合います。
厚さ5㎜なのでほぼ出っ張りがありません。
デジタル写ルンですはこう使う!
▼扱いはマニュアルレンズ!
マニュアルレンズなので「レンズ無しレリーズ」を「ON」にする必要があります。オールドレンズなどを使う場合と同じですね。
▼絞りがF16固定
絞りが変更できません。かなーり暗いので曇りの日や夜は苦手です。ISOオートで撮ると、ノイズががんがん入ってきます。
▼フォーカスが固定
ピント合わせが出来ません。最初からパンフォーカスです。
ということは
「余計なことは何も考えず」シャッターを切るだけです。これぞ最強のスナップシューターですね。
最後に
半分レンズキャップのつもりで手に入れたのに、いまやメインレンズとなっています。ちょっと絞りやフォーカスに縛りがあるけど、それが逆にいい。これから必ずカメラバックに忍ばせておくことになりそうです。