ソニーからFUJIFILMに切り替えて約半年。ソニーも良かったのですが、一度FUJIFILMのカメラを触ると、カメラのデザインや、操作性がツボにはまって撮ってて楽しい感がハンパないです!
いつの間にか家には半年ぐらいで3台くらいにFUJIFILM機が増えてしまっているのですが、そんな中で、レンズも試行錯誤しなたら、いろいろ調べたり、使ったりして。。。毎度のレンズ沼に落ちていくことになるのです。
FUJIFILMのミラーレスはフルサイズがなくて、中判サイズとAPS-Cサイズになるのですが、我々、アマチュアは基本APS-Cを使ってるかと思います。
今回は、FUJIFILM ミラーレス機(APS-C)用のおススメレンズをご紹介しますね。
レンズの揃え方
このポリシーを決めておかないと、後々、レンズをどんどん買ってしまう羽目になり、お金を無駄に出費してしまいます。
ズームレンズで汎用性を求めるのか、それとも単焦点でビシッと画角を決めてしまうのか。
皆さんの撮影スタイルによって変わってくると思いますが、風景からスナップ、ポートレートまでカバーしたい。特に家族写真なども撮る場合は、ある程度汎用的なズームレンズを一本揃えたいところです。
その中で、一番使う画角を「単焦点」として一本持つのが、先ずは手始めの揃え方だと思いますね。
FUJIFILMミラーレスカメラで使えるレンズは?
FUJIFILMのミラーレスカメラでは、非常に評判のいい純正レンズがラインナップされているので、基本のベースは純正レンズがいいでしょう。
他のSONYやCANONだとSIGMAやTAMRONなどのサードパーティレンズがありましたが、FUIJIFILM向には出していないみたいですからね。
とは言っても、純正以外にも使う選択肢はあります。
分類すると下記のようになります。
FUJINONレンズ(純正レンズ)を使う
純正レンズにはGマウントとXマウントがありますが、Gマウントは中判用ですので、ここではXマウントについて記載していきます。
Xマウントには大きく二つのラインナップがあります。
1.型番に「XF」と頭に付く・・高級感あり。画質重視
2.型番に「XC」と頭に付く・・コスパ重視
他社製(FUJIFILM以外)のXマウントレンズを使う
SONYやCANONは、純正以外にも他のメーカーから沢山のレンズがリーズナブルな価格で出ていますが、FUJIFILM向けはかなり限られています。
評判のいいものだとカールツアイス社のものが出ていますね。
また本ブログでSONY E-マウント用でも紹介した中華製のレンズなどもあります。
マウントアダプターを介して違うマウントのレンズを使う
変換アダプターを挟んで、他のメーカのレンズを使うことが出来ます。
例えば、キャノン製のEOSシリーズのレンズ「EFマウント」を「X-マウント」に変換して使います。ちょっとお高いですが、もしキャノンのレンズを沢山お持ちでしたら、変換アダプターを使って利用するのもありですね。
もう一つ、マウントアダプターを介して「オールドレンズ」を使うことができます。
おすすめのフジノンレンズをご紹介
まず持っておきたい標準ズームレンズ1本
XF18-55mmF2.8-4 R OIS
広角側が27㎜から中望遠84㎜(35㎜判換算)までカバーしている、いわゆるキットレンズという部類のものですが、他のメーカのキットレンズに比べると一段と明るく、かつ画質の評判も非常にいいです。
なので自分もこのレンズの使用率は非常に高いですね。
・機動性に優れたコンパクトサイズ
・光学式手ブレ補正機構を内蔵(4段分)
もしカメラ本体をまだ購入されていないのなら、セットでキットレンズとして購入された方がお得に買えますよ。
XF16-80mmF4 R OIS WR
こちらは「XF18-55mmF2.8-4 R OIS」と比べて、さらに画角が24-122mm(35mm判換算)と広角と、望遠の幅が広がっています。
既にキットレンズをお持ちの方で、もう少し撮影できる幅を広げたい場合はこちらの方を選択した方が良いです。
・防塵・防滴構造で小雨の時などにも安心
・ズーム全域で最短35㎝の近接撮影が可能
次のステップとして揃えたいフジノン単焦点レンズ
XF35mmF1.4 R
35㎜換算で約53㎜の焦点距離になりますので、ちょうど標準ズームレンズの中央帯になりますね。
単焦点レンズで最初の一本というとであれば、間違いなくこれを選びたいです。巷では神レンズと呼ばれ、非常に評判のいいレンズです。
AFが遅いとか、モータ音がうるさいとかのマイナスの要素もありますが、素晴らしく撮れる画がそれを打ち消してくれます。
・開放F値1.4なので、開放で撮ればとろけるようなボケの絵に
・神レンズと呼ばれ評判が抜群にいい
XF23mmF2R
23mm(35㎜判換算:約35㎜相当)の焦点距離になります。どちらかというと広角側のレンズになりますね。
風景・スナップ撮りがメインで持ち運び重視であれば、35㎜よりもやや広角の23㎜を選んだ方が使い勝手が良いでしょう。
・重さが180gと軽量かつコンパクトサイズ
・防塵・防滴・-10℃とタフな環境にも対応
FUJIFILMでは23mmの単焦点がくっついているX100シリーズがあるのですよね。自分は「XF23mmF2 R WR」を買うか、カメラごと「X100F」を買うか迷いに迷って、「X100F」を買ってしまいましが。※今はさらに新しくなった「X100V」が出ています。
フジノンレンズ以外でのおススメ
NOKTON classic 40mm F1.4
マニュアルフォーカスのレンズですが、クラシックという名前が付いているだけあって、オールドレンズっぽい写りですね。写りがいいことはもちろん、コンパクトで高級感が合って、ボディに着けるとすごくカッコいいです。
それだけで撮影テンションが上がります。
ライカMマウントなので装着にはマウントアダプターが必要になりますが、他のメーカーのカメラでも使い回せるのもいいですね。自分はSONY α7Ⅲで使ってました。
・コンパクトだが高級感があり、ボディに着けるとカッコいい
・ライカMマウントなのでマウントアダプターが必要
※最短撮影距離が長いので、寄って撮影したいときにはヘリコイド付きアダプターで
7artisans 25mm F1.8
マニュアルフォーカスで良ければ、中国製のコスパ単焦点レンズでも楽しめます。
値段的にはF値が明るいもので1万円弱~2万円強くらいの金額で買えてしまいます。
このレンズはフルサイズ換算38㎜相当の焦点距離で、明るくかつ結構寄れるレンズなのでボケ感もかなり出てくれますね。
・明るく寄れるレンズなので、夜景にもテーブルフォトにも強い
・コンパクトかつ軽いのでスナップに最適
今ならこれで揃えたい!
新しいメーカーのレンズを購入すると、毎回、いろいろ買ってしまうのですけど、よく考えると、下記の2本で9割方、十分イケると思ってます。残りの一割がカバーできないからいろいろ買ってしまうんでしょうけどね。今、二本し絞るなら間違いなくコレ!
★幅広い用途に対応できる標準ズームレンズ一本!
XF18-55mmF2.8-4 R OIS
★付けっぱなしで軽量・コンパクトな単焦点レンズ一本!
XF35mmF1.4 R