実はα7Ⅲのサブ機として購入したα6000。なかなか使い勝手がよろしいのです。僕のサブ機のコンセプトは気軽にいつでも持ち歩けるスナップ機。
やはり持ち出し頻度はメイン機より高くなってしまいますね。
α6000、そしてシリーズであるα6000、α6300、α6400、α6500、α6600におススメのレンズをいろいろ調べてみましたのでご紹介しますね!
レンズラインナップの考え方
一眼レフ、ミラーレスを使いだすと、レンズが交換できるのがメリットなわけでして、自分の利用シーンに合わせていろいろ揃えたくなってしまいます。
使い始めのころは、幅広く画角が調整できる「ズームレンズ」を中心にそろえたくなってしまいますが、そのうちコンパクトさや、もっといい画質のものを考え出すと「単焦点」レンズが欲しくなってしまうんですね。
僕のおすすめは、広いシーンに合わせられる標準ズームレンズを一本、その中で一番使う距離のレンズを「単焦点」として一本持つのがおススメです。
α6000シリーズで使えるレンズは?
使えるのはずばり「E-マウント」レンズ!
とは言ってもいろいろあるんですよね。
分類すると下記のようになります。
SONY 純正レンズを使う
純正レンズはオートフォーカスや、画質などでやはり一定水準を保っていると感じます。値段は張りますが、相性としては間違いないですね。下記の2種類があります。
2.E-マウント(APS-C用) 型番に「E」と頭に付く
α6000はAPS-Cカメラなので、「2.」の方を使えばよいのですが、「フルサイズ用」のレンズも使用することができます。
フルサイズ用はAPS-C用のものと比べて画質も良いのですが、かなり値段が張るのが難点ですね。
ですが、将来的にα7などのSONYのフルサイズカメラを購入する予定であれば、買っても損ではないでしょう。
他社製(SONY以外)のEマウントレンズを使う
純正でなくても、使い勝手が良く画質の良いレンズは沢山あります。
SIGMA、タムロンなどのサードパーティ製レンズであれば、純正レンズより、リーズナブルな値段で手に入れることができます。
さらに最近よく見かけるのが中華製レンズ。一万円を切る値段で、明るくボケが楽しめるレンズが手に入ります。
もちろん「E-マウント」かどうかしっかり見てくださいね。Canon用やFUJIFILM用もありますからね。
マウントアダプターを介して違うマウントのレンズを使う
こちらも他社製レンズを使うことには変わりないのですが、本来使えないマウントのレンズを、「マウントアダプター」というものを介すると、使えるようになります。
例えば、キャノン製のEOSシリーズのレンズ「EFマウント」を「E-マウント」に変換して使います。変換アダプターの代表的なものがSIGMA社製のマウントアダプター「MC-11」
僕も前はキャノンユーザだったので、このMC-11があるおかげで、キャノンレンズを手放さずに有効活用しています。
もう一つ、マウントアダプターを介して「オールドレンズ」を使うことができます。
オールドレンズらしい風合いの写真がとれることからこれがなかなか面白い!やり始めるとオールドレンズ沼に落ちちゃいますがね。
α6000シリーズでおすすめのレンズをご紹介
基本的には「E-マウント」対応のおススメレンズをご紹介していきます。
まず持っておきたい標準ズームレンズ1本
SONY Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS(SEL1670Z)
F4通しのカールツァイス標準ズームレンズ
キットレンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と比較すると、
焦点距離はフルサイズ換算で、キットレンズの24-75㎜に対し本レンズは24-105mmと望遠側が長くなっています。
望遠側が75㎜しかないのと105㎜側まであるのでは、全然使い勝手が違ってくると思います。もうちょっと大きく映したい!と思うときにかなり助けられるかと。
あと絞り値がF4通しであれば、最小絞り値にしておいても、ズームしたときに絞り値が変わらないのは便利ですね。
手ブレ補正も内蔵しているので、ボディ本体に手ブレ補正機構のないα6000などのカメラでは暗い時にも手持ちで攻めることができます。
・開放F値4通しで明るく使い勝手の良い
・光学式手ブレ補正機構を内蔵
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS(SELP18105G)
こちらはさらに望遠側に強いGレンズ。焦点距離は35㎜換算で27‐157.7㎜ということで、約6倍のズーム域に対応してます。中望遠領域までカバーしているので、撮れる範囲がかなり広いですね。
ただ、上記の「Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS」と比較すると広角側が3㎜程、カバー領域が狭いので、広角優先の場合は、選択肢から外れます。広角側の3㎜は意外と大きいです。
電動ズームを搭載しているので、一定速度でのズームが可能であり、動画撮影には強い味方ですね。
・開放F値4通しで明るく使い勝手が良い
・電動ズーム機能を搭載し動画撮影でも活躍
次のステップとして揃えたい単焦点レンズ
SONY E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)
35㎜換算で約50㎜の焦点距離になりますので、ちょうど標準ズームレンズの中央帯になります(24㎜~70㎜)
なので一般的には一番、使用頻度が高く使いやすい画角になるでしょう。ポートレート、室内撮り、風景など、適用範囲は広いです。ぜひ持っておきたいおススメの一本。
まずはこの35㎜で使ってみて、さらに足ズームでカバーしてみて、どの画角が足りないのかが見えてきたら、広角側か望遠側の一本を揃えていけばよいと思います。
α6000などではボディ内に手ブレ補正がついていません。本製品は「光学式手ブレ補正機能」が内蔵してますので、暗所でも安心して使うことができます。
・全長45㎜、重さが約154gと非常に小型・軽量なので付けっぱなしレンズとして最適
・手ブレ補正機能により暗所にも強い
SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN ソニーEマウント用
こちらはサードパーティとしてSIGMA社から出ているレンズ。画質は同社の高画質レンズラインアップ「Artライン」に匹敵するレベルとのこと。
35㎜換算で約45㎜の焦点距離になりますので、SONY SEL35F18より少しだけ、広角ですが、ほぼ同レベルの焦点距離だからどちらにするか非常に迷います。
決め方としては、先ず手ブレ補正がいるかどうか。ボディ内手ブレ補正が付いているα6500などであれば気にすることはないですが、手ブレがないと困るなら選択からは外れますね。
手ブレ無しでも良いとなったら、F値も1.4と明るく、価格も安い本製品を選んでも良いでしょう。
・高画質かつ大口径F1.4なので、ボケを楽しむことができる
・手ブレ補正機能はない
SONY FE 85mm F1.8(SEL85F18)
こちらはフルサイズ用としても使えるポートレートレンズ向けの大口径中望遠単焦点レンズ
35㎜換算で127.5㎜とかなりの望遠になりますが、フルサイズではポートレート用として135㎜を使う人も多くいらっしゃいます。
価格も5万円台で買えるし、この焦点距離、F値で重さが371gと軽量です。
いろんなレビューサイトでも画質的にもコストパフォーマンスから見れば、非常に優秀。
安くポートレートレンズを一本持っておきたいのなら、ぜひおすすめの一本です。
・高画質でありながら小型・軽量で持ち運びもしやすい
・フルサイズ対応なので、今後のステップアップとしても使える
7artisans 25mm F1.8
マニュアルフォーカスで良ければ、中国製のコスパ単焦点レンズでも楽しめます。
値段的にはF値が明るいもので1万円弱~2万円くらいの金額で買えてしまいます。
このレンズはフルサイズ換算35㎜相当の焦点距離で、明るくかつ結構寄れるレンズなのでボケ感もかなり出てくれますね。
・明るく寄れるレンズなので、夜景にもテーブルフォトにも強い
・コンパクトかつ軽いのでスナップに最適
格安のマニュアルフォーカスレンズは、下記の記事でも紹介しています。
今ならこれで揃えたい!
レンズって中毒のように次から次へと違うものが欲しくなります。レンズ沼からなかなか抜け出せないのですけど、少しでも無駄な買い物はしたくないですよね。
ということで、これからそろえることを前提で2本だけに限定して買うとしたら、下記の2つを買います。僕自身は別のものにいろいろ手を出してしまいましたが。。。。
★幅広い用途に対応できる標準ズームレンズ一本!
SONY E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G
★付けっぱなしで軽量・コンパクトな単焦点レンズ一本!
SIGMA Contemporary 30mm F1.4 DC DN ソニーEマウント用