皆さん、こんにちは!
カメラを始めたばかりの初心者さん、レンズ沼にハマりかけている脱初心者さん向けに、おすすめのドライボックス、防湿庫をご紹介します。
カメラを趣味にされている人なら、大切な機材にカビが生えないように湿気から守るのは必須条件。
カビが生えたレンズなどは、中古屋さんやオークションでも買いたたかれますからね。ぜひ注意したいものです。
ドライボックス、防湿庫どちらがいいの?
ドライボックス、防湿庫のメリット、デメリットを把握したうえで選びましょう。でもどちらかというと初めはドライボックス、カメラ、レンズが増えてきてちょっと管理しずらくなったら防湿庫にステップアップするのが良いかと思います。
ドライボックスのメリット、デメリット
防湿庫のメリット、デメリット
ドライボックスを購入する際の留意点
湿度計が付いているものを選ぶ
密閉されているボックスに、乾燥材を入れておけば除湿されるのですが、そのボックスがきっちりしまっていなかった。あるいは乾燥剤がもう湿気を吸い取る能力がなかった。などになってしまったら、もうドライボックスは意味をなさなくなります。
できれば湿度計付きのもの、またはついていない場合は、湿度計も併せて購入し、ちょくちょく湿度状況を確認するようにしましょう。
乾燥剤もドライボックスに合ったものを選ぶ
ドライボックス用の乾燥剤にはボックスの容量の目安が書いてありますので、それにあった乾燥剤を選びましょう。入れすぎると乾燥しすぎて、逆にレンズを痛めたりする場合もありますので、適量となるように選びます。
防湿庫を購入する際の留意点
大きさは少し余裕を見て
現在の自分の手持ちのカメラ、レンズが入る容量ギリギリのものを購入してしまうと、レンズを買い足すことになったとき、新たに防湿庫を買うか、入りきらずに湿度管理していない状態にさらすことになります。
大は小を兼ねるといいますけど、少々大きさはゆとりをもって購入されることをお勧めします。
ただ大きい防湿庫、ドライボックスはプロやハイアマチュア、レンズコレクター以外の方は必要ないですし、邪魔になりますので、その辺はバランス良くですね。
棚数や棚の耐荷重、奥行きをチェック
小型サイズ以外は、基本2~4段くらいの棚構成になっています。管理しやすいように棚数も良く見ておきましょう。
*利用例1
1段目 :ボディ 2段目 :レンズ
*利用例2
1段目 :ボディ 2段目 :常用レンズ 3段目:たまに使うレンズ
収納イメージを持って、棚の数、耐加重、奥行きをチェックしましょうね。長い望遠レンズは入らない場合もあるので注意しましょう。
デザイン性のいいものを
自分の部屋やリビングに扉の着いた黒い格納庫が置かれることになるので、雰囲気を壊さないように、デザイン性のあるものを買いましょう。
僕は防湿庫はデザイン性を考慮しデジタル湿度計ではなく、アナログ湿度計のタイプを選びました。
おすすめのドライボックス、防湿庫
ご紹介するのは、プロやハイアマチュア向けの大型モデルは外して、初心者、中級者向けに絞っています。
ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 8L
まずは僕が持っている「ナカバヤシ キャパティ ドライボックス」、蓋にシリコンゴムが付いており、しっかり密閉状態にします。
湿度計もついていて「乾燥:DRY」「良い:BEST」「多湿:WET」の3つの状態で保存状態が分かるようになっています。
中に小物を入れるトレーが付いていて、そこにレンズキャップを収納しておくことができるのが便利。
HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L スモーク KMC-39
よりコンパクトなものを求めるのなら、コレです。
5.5Lの容量なのでそんなに入りませんが、小型ミラーレスにレンズ一本ぐらいのレベルでしたら大きさ的には事足りますね。
湿度計が付いていないので、個別に買った方がよいです。
HAKUBA 防湿カメラケース ドライソフトボックス
僕は防湿庫をメインに使っているのですが、使用頻度の非常に高いカメラ、レンズはどうしても置きっぱなしにしがち。
これならサクッと入れれるし、バックで持ち運びもできるので、使用頻度が格段と上がりそうですね。
MサイズとLサイズがあり、
Mサイズ:ミラーレス、一眼エントリークラスのレンズキット+レンズ1本
Lサイズ:ミドルクラス、プロ用カメラボディ+レンズ2本
という収納レベルです。中に間仕切りがありそこのメッシュポケットに乾燥剤を入れて使う形ですね。
HAKUBA 電子防湿庫 E-ドライボックス 25リットル KED-25
カメラ機材が1~2台、レンズも2,3本で維持。という方は25Lサイズくらいがちょうど良いでしょう。
またドライボックスとの併用もおススメ。
このHAKUBAの製品はアナログ湿度計を採用しています。僕は直観的に、かつデザインセンスが良い、アナログ湿度計が付いているタイプの方がこのみですね。
シリーズとしては25L,40L,60L,85L,100L,128Lのタイプがあります。
Amazon’s Choiceにもなっているので、求めやすい価格で評価が高いということですね。
Re:CLEAN 日本製アナログ湿度計 高精度 ドライボックス RC-21L
値段的にはかなり安いですね。 Re:CLEANの製品ですが、保証期間は5年と長め。
他のメーカーさんは一番小さいタイプを25Lとしているところが多いのですが、21Lとさらにコンパクトにした感じです。
とにかく安くて小さいのが欲しいという方は、この製品がおススメです。
ちなみに僕が使っているのはこの製品の30Lタイプのものです。
東洋リビング オートクリーンドライ 防湿庫 39L ブラック ED-41CAT(B)
こちらは少しお値段が張りますが、光触媒によるオートクリーン機能もついていて、レンズのカビの発生を防ぐだけでなく、ホコリの付着も軽減。
心臓部である電子ドライユニットは日本製とのこと。
大切な機材を預けるんだから、安心を買いたいという方はコレがおススメです。
僕が買いたいのはこの二つ!
もし今の自分だったらこの二つを買う!というのを選んでみました。
現在、他のものを使っているのですが、使い勝手やデザイン等を考慮すると、この二つで揃えればよかった!とひそかに思ってます。
一つ目のドライソフトボックスは、持ち運びができ場所を選ばないですし、センスもいい!
二つ目の防湿庫はある程度、カメラやレンズ資産が増えても対応できるスペースがあって、しかも全自動で湿度管理をしてくれるし、デザインもいい!
また近いうちにこちらに買いなおすかもしれませんね。。