以前の記事でご紹介したおススメ単焦点レンズ
キャノン『EF-S24mm F2.8 STM』の実写レビューです。
前回、『EF50mm F1.8 STM』の方もご紹介してますので、まだご覧いただけてない方はこちらも読んでみてくださいね。
キャノンおすすめ単焦点レンズ『EF50mm F1.8 STM』実写レビュー
前回の記事でご紹介したおススメ単焦点レンズ https://finderks.com/single-focuslens/ キャノン『EF50mm F1.8 STM』の実写レビューということで、その特...
皆さんが購入される際の少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
EF-S24mm F2.8 STMのスペック
Canonの標準的なズームレンズ『EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM』と比較しています。
製品名 | EF-S24mm F2.8 STM | EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM |
レンズ構成 | 5群6枚 | 11群 13枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 | 7枚 |
最小絞り | 22 | 22~38 |
開放F値 | F2.8 | F3.5-5.6 |
最短撮影距離 | 0.16m | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.27倍 | 0.36倍(55mm時) |
フィルター径 | 52mm | 58mm |
最大径×長さ | φ68.2×22.8mm | φ69mm×75.2mm |
質量 | 約125g | 約205g |
開放F値は2.8ですので、標準ズームレンズの方と比べて、開放F値を比べると、1ランク明るい感じですね。1.8のようにボケがきつすぎず、丁度良い感じにボケてくれます。
このレンズの大きなメリットは、なんといっても約2cm(22.3mm)程度の薄さと、125gという圧倒的にな軽さです。
EF-S24mm F2.8 STM本体を撮りました
まずは単体写真で
まずは真上からの写真
500円玉と並べてみました。
キャップを開けると、レンズ領域が1cm位であとは黒のカバーに覆われています。
リアキャップの上に乗っけると、長さがキャップよりちょっと長いくらいの感じですね。約2cmくらいなので非常に薄いです。
手の平サイズで、持っても他のレンズのようにズシッとくる感じはありません。
実際に付けてみました
EOS8000Dに装着した写真です。まずは正面から
上から移すとさすがにパンケーキレンズ、ほとんどレンズの出っ張りがありません。
斜めから撮影。なかなかコンパクトですね。
ボケ感を検証
ボケ具合テスト写真
以前の記事『EF50mm F1.8 STM』実写レビューもご紹介したボケ具合テストです。
机の上にミニコーヒーカップを2つ置いて、前後、15cmほど離して、ピントは前のカップの「R」の文字に合わせて撮影しています。
F2.8で撮影
奥のカップの文字はほとんどわかりません。
F4.0で撮影
文字がなんとなく分かるレベル。
F5.6で撮影
文字が大分はっきりしてきましたね。「K」という文字がわかります。
F8.0で撮影
「K」の文字がくっきりしてきました。
F11で撮影
下の小さな文字まではっきりしてきましたね。
改めてF2.8とF11を比較
上段がF2.8、下段がF11です。開放値F2.8で撮影すればしっかりボケが効いてくれますね。
EF-S24mm F2.8 STMの実際の撮影写真
公園にて(@横浜のとある公園)
スナップ写真(@川崎駅付近)
朝の風景(@みなとみらい)
EF-S24mm F2.8 STMを使ってみて
パンケーキレンズと呼ぶだけに軽量で非常に薄いレンズなので、一眼レフに着けても、手持ちカバンにサクッと入ります。画角的にもやや広めなので、スナップ写真を撮るには非常に使いやすいと思います。
僕はスタートの単焦点レンズとして「EF50mm F1.8 STM」、「EF-S24mm F2.8 STM」の二つを買いましたが、下記のように使い分けてます。
スナップ写真、風景写真 ・・「EF-S24mm F2.8 STM」
ポートレート写真 ・・「EF50mm F1.8 STM」
両方揃えれば、ズームレンズが要らないかもしれませんね。望遠はカバーできないので必要ですが。