Canon EOS80Dで快適に撮影するためのおすすめレンズ | 7D MARKⅡ,90D,9000D,KissX9i などのAPS-Cカメラも対応

当ページのリンクには広告が含まれています。

[本記事でお伝えしたい内容]

・Canon EOS80Dに合うレンズを探すときに気を付けておくべきことは?
・Canon EOS80Dに合うレンズ、用途別にご紹介!
・よりワンランクアップした活用をするためのレンズ!

 CanonのAPS-Cを使って3代目の80D、買ってそろそろ3か月になりますが、レンズ沼へのはまり度合いが加速しそうです。

いろいろ買って正解と思ったこともありますが、なんで買ってしまったんだろうと後悔もあります。そんな経験も踏まえておすすめレンズをご紹介します。

Canon EOS80D(APS-Cセンサー)に合うレンズを揃えるときの留意点

 特段、80Dに限った話ではないですが、CanonのAPS-Cカメラであれば共通する内容としてとらえてください。Canonの一眼レフでAPS-Cセンサーが内蔵されている代表的なカメラは下記の通りです。

ハイアマチュアモデル:7D,7D MARKⅡ

ミドルクラスモデル:90D,80D,70D,60D etc

エントリークラスモデル:9000D,8000D,KissX9i,KissX9,KissX8i,KissX7i,KissX7 etc

EOS80D(APS-C)は焦点距離は35㎜換算で1.6倍

プロやハイアマチュアが使っている「フルサイズ」はセンサーサイズが35㎜判であり、APS-Cの1.6倍となっています。APS-Cの方はフルサイズに比べて、センサーサイズが小さく、かつ画角が狭くなっています。


一般的にカメラのレンズの焦点距離の規格は35㎜換算で考えますので、例えば焦点距離が50mmのレンズだと、APS-Cのカメラにそのレンズを付けた場合は、1.6倍の80mm相当の画角(Canonの場合)となります。


 フルサイズカメラでは標準レンズだと思っていても、APS-Cカメラだとちょっと望遠になってしまうんですね。


フルサイズ用とAPS-C用があります

Canonのフルサイズ用レンズは、APS-Cのカメラでも使えますが、逆は基本的にNGです。フルサイズ用は焦点距離が1.6倍相当となりますが使えます。

今後、フルサイズに早々にステップアップされる方は、フルサイズでも使用可能かどうかということを意識しておいたほうがよいでしょう。ただし、フルサイズ用は基本的に高いレンズが多いです。

まずは一本持っておきたい標準ズームレンズ

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135㎜ F3.5-5.6 IS USM APS-C対応

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135㎜ F3.5-5.6 IS USM APS-C対応

カメラ屋さんの店頭に行くと、展示用として置いてある80Dには、このEF-S18-135㎜が付いていることが多かったですね。オートフォーカスの静かさと速さには感動しました。

広角18mm~望遠135㎜ということなので、35㎜換算では、28.8㎜~216㎜までカバーとなります。かなりの広範囲をサポートすることができますね。


動画撮影にも強く、ダイナミックIS(手ブレ補正)により動画撮影時の大きな手ブレにも対応してます。
 もしレンズ一本だけしか買えないとすれば、まさにおすすめの一本です。

・ナノUSMで高速・高精度な静止画・動画AFを実現
・「IMAGE STABILIZER」キャノン独自のレンズ内手ブレ補正
・別売りパワーズームアダプター「PZ-E1」でなめらかな電動ズームを実現
[amazon asin=”B01BWHE8W0″ kw=”Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135㎜ F3.5-5.6 IS USM APS-C対応”]

 

SIGMA ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM キヤノン用 APS-C専用

SIGMA ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM キヤノン用 APS-C専用 884543

Canon純正ではないですが、サードパーティとして出しているSIGMA社のレンズです。実は自分が購入したのはこのレンズ。標準レンズとしては広角側が17㎜として他のものより1㎜短いのと、望遠側も70(35㎜換算:112㎜)と倍率が比較的大きいのでこちらにしました。特徴としては、下記の3点

・F値が2.8-4と標準レンズとしては明るい
・最短撮影距離22cm、最大倍率1:2.8 のマクロ並みの撮影が可能 
・手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)を搭載

いま一番自分の中で出動率が高いレンズです。

[amazon asin=”B00AXZYY86″ kw=”SIGMA ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM キヤノン用 APS-C専用 884543″]

望遠レンズ

Canon EF70-300mm F4-5.6 IS II USM

Canon 望遠ズームレンズ EFレンズ EF70-300mm F4-5.6 IS II USMフルサイズ対応 EF70-300IS2U

AFがすごく早く、かつ画質もかなりのレベルとの評判で、すごくお高いLレンズを買わなくても、アマチュアであれば十分事足りますね。 AFが早ければ運動会などの動きが激しい子供の動きにもさっとついていけますし、ピンぼけ写真がかなり減るでしょう。

・ナノUSMで高速でスムーズなAFを実現
・「IMAGE STABILIZER」キャノン独自の」レンズ内手ブレ補正
・レンズ上面に液晶画面(撮影距離、焦点距離)を表示
[amazon asin=”B007VMAL68″ kw=”Canon 望遠ズームレンズ EFレンズ EF70-300mm F4-5.6 IS II USMフルサイズ対応 EF70-300IS2U”]

TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030) [キヤノン用]

TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD TS キヤノン用 フルサイズ対応 A030E

上記の純正よりややお値打ちで買えるのが、TAMRON社の望遠レンズ。自分はこれを持っていますが、いまのところ不便さは感じていません。AFの速さは全然、純正にはかないませんが。。。

・レンズの明るさ、焦点距離は純正と同じ
・純正に比べて15,000~20,000円くらい安い
・独自の手ブレ補正機能「VC」で4段分の手ブレ補正効果

[amazon asin=”B01N3B3H5R” kw=”TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD TS キヤノン用 フルサイズ対応 A030E”]
目次

単焦点レンズ

標準レンズのステップアップとして次に手に入れたくなるのが、単焦点レンズ。手頃な価格でおすすめしたいのは下記の三つなのですけど、うまく用途を考えて買わないと失敗することになります。


Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM

Canonの撒餌レンズといえば『EF50mm F1.8』、手を出すとレンズ沼に引き込まれてしまいます。かく言う僕がそうでした。

F値1.8で撮影したときにボケ感で、写真がうまくなったのかと勘違いしてしまいます。しばらく使っているうちに、屋外でのポートレート撮影は非常に使えるのですが、お店や家の中でははっきり言って使いづらいです。

50㎜だと35㎜換算で80㎜相当になるので、やや望遠になってしまうんですね。全身のポートレートはちょっときつい。料理の写真なんかも座って全体を撮れない。

結局次の単焦点レンズに手を出すことになります。屋外撮影なら全然イケますよ。

より詳しく知りたい方は、下記のレビュー記事で!

あわせて読みたい
キャノンおすすめ単焦点レンズ『EF50mm F1.8 STM』実写レビュー   前回の記事でご紹介したおススメ単焦点レンズ  https://finderks.com/single-focuslens/ キャノン『EF50mm F1.8 STM』の実写レビューということで、その特...
・圧倒的に価格が安い(新品でも15,000円前後)
・レンズが明るく開放F値1.8でボケ感がハンパない
・望遠気味なので自宅やカフェなどの屋内では使いづらい

[amazon asin=”B00XKSBMQA” kw=”Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM”]

Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応

Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM

パンケーキレンズと呼ばれ、圧倒的に薄くて軽い。レンズキャップとして使えます!自分の場合、カメラのボディにこのレンズを常にはめて鞄にしまっています。画角としてはAPS-C専用。35㎜換算で38mm。自然な画角なので風景からスナップ写真やテーブルフォトが楽しめます。

より詳しく知りたい方は、下記のレビュー記事で!

あわせて読みたい
キャノン単焦点パンケーキレンズ『EF-S24mm F2.8 STM』実写レビュー   以前の記事でご紹介したおススメ単焦点レンズ  https://finderks.com/single-focuslens/ キャノン『EF-S24mm F2.8 STM』の実写レビューです。 前回、『EF50...

 

・圧倒的に薄くて軽い。普段のレンズキャップとしても使える!
・レンズが開放F値は2.8でそこそこのボケ感は得られます!
・被写体に約9cmまで近づくことができる

[amazon asin=”B00NLBGD1A” kw=”Canon 単焦点広角レンズ EF-S24mm F2.8 STM APS-C対応 EF-S2428STM”]

 

SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用 APS-C専用

SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 301545

サードパーティですけど、圧倒的に明るく、画質も優れています。その分、値段もしますけどね。APS-Cでは35㎜換算で48㎜になるので、広角でもなく望遠でもないちょうどいいところ。今は持ってませんが、上の二つを売ってそのうち買ってしまいそうです!

※結局買ってしまいました!画質も良くボケ味が素晴らしい~!下記記事で紹介しています。

あわせて読みたい
SIGMA 単焦点レンズArt 30mm F1.4 DCを使い倒す|Canon 80Dにおすすめ! カメラファンの皆様こんにちは。   以前、単焦点レンズの話を記事にしましたが、そこで紹介した「SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC 」を手に入れて使い倒して...

 

・SIGMAのArtシリーズなので圧倒的に画質がいい!
・レンズの開放F値が1.4でボケ感がとにかくすごい!
・前の2つと比較すれば重くて大きい

[amazon asin=”B00BQXL8BU” kw=”SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 301545″]

もし2本だけ買うとするなら?

上記以外にも、いくつかレンズを買ってしまいましたけども、もし2本だけ買う!とするならば、標準レンズと単焦点レンズを一本ずつ揃えたいですね。

 おススメなのは、

  1. SIGMA ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM キヤノン用 APS-C専用
  2. SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用 APS-C専用

の組み合わせ。

1.の標準ズームレンズは、キットレンズよりも明るく、望遠域も広く、マクロ的な使い方もできる!非常にパフォーマンスが高いです。もちろん画質も優秀ですしね。

2.の単焦点レンズを進めるのは、単焦点を買うと、結局画質やボケ感を追求してしまい、結局高スペックのものが欲しくなります。それなら遠回りせずに最初から良いものを!ってことで。
自分は遠回りしてしまいました~!

[amazon asin=”B00AXZYY86″ kw=”SIGMA ズームレンズ Contemporary 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM キヤノン用 APS-C専用 884543″] [amazon asin=”B00BQXL8BU” kw=”SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 301545″]

まとめ

以上、Canon EOS80D含めてAPS-Cカメラにおすすめのレンズを紹介してきました。

ポートレート、風景、スポーツ、飛行機など、いろいろやろうと思うと全部欲しくなってしまい、レンズ沼にはまっていくのですね。それでも無断な買い物はしないように賢くラインアップをそろえていきたいものです。

[amazon asin=”B01BWJVVNM” kw=”Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 80D ボディ EOS80D”] [amazon asin=”B00XKSBMQA” kw=”Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM フルサイズ対応 EF5018STM”] [amazon asin=”B00BQXL8BU” kw=”SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM キヤノン用 APS-C専用 301545″]

Kindleで読みたいおすすめカメラ本・雑誌

▼finderks YouTubeチャンネル 

▼RICOH GRⅢや、FUJIFILM Xシリーズで撮影した作例を中心にYouTubeでご紹介!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

週末フォトグラファー&ブロガー
写真、カメラなどに関する情報をブログ「finderks.com」と共にお届け。皆さんにファインダーを通した感動と癒しを共有していきます。

CANON→SONY→FUJIFILMとカメラのメインシステムを渡り歩いてます。

目次