SIGMA 単焦点レンズArt 30mm F1.4 DCを使い倒す|Canon 80Dにおすすめ!

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カメラファンの皆様こんにちは。
 
以前、単焦点レンズの話を記事にしましたが、そこで紹介した「SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC 」を手に入れて使い倒しております。
 
SigmaのArtシリーズは画質がとても良いと評判のラインナップですが、価格が高い!でもAPS-Cならばということで、金額を調べてみると十分手に届く範囲。もちろん買いです。
目次

Sigma Art 30mm F1.4 DCのスペック

簡単にレンズのスペックをご紹介します。詳細はSigmaのHPに掲載されていますから、そちらを見てくださいね。
 
レンズ構成枚数 8群9枚
画角 (DC) 50.7°
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 30cm
最大撮影倍率 1:6.8
フィルターサイズ φ62㎜
最大径 × 長さ φ74.2㎜ × 63.3㎜
質量 435g

質量は435gと結構あるので、80D(約650g)にセットすると1㎏越えとなるのでかなり重みがあります。

まあその分、映りが良くなっているということで。許しちゃいましょう!
 

世間の評価

Amazonの評価点数が4.4(5評点中)であり(2019/03/03時点)、非常に高評価になっています。実際には下記のようなありますね。
 
Goodコメント
・描写力が高く、撮るのが楽しくなるレンズ
・背景のボケ感が最高、絞るとカリッと写る
・隅々までゆがみのない写り
Badコメント
・でかくて重い
※あまり悪いコメントは出てきませんね。
詳細は下記のAmazonのページをご参照ください。
 

コストパフォーマンスはどうなのか?

シグマのラインナップ「Artシリーズ」は写りは抜群だが、やっぱりその分高いというイメージです。
 
下記はフルサイズ用ですが、同じくArtシリーズの単焦点です。9万近くしますね。なかなか手が出ません。
少し望遠で50㎜を見ると、こちらも9万円近くします。
 
シグマのArtシリーズではないですが、同じくサードパーティのTAMRON社製。少し明るさは落ちますが、こちらも7万円近くします。
 
上記はいずれもフルサイズにも付けれるタイプなので、お高くなっています。
では、今回ご紹介の「SIGMA 単焦点レンズ Art 30mm F1.4 DC HSM 」はフルサイズ用の半額以下で購入できるレベルです。
 
今後、フルサイズの購入も視野にという話であれば、最初からフルサイズ用のものを選んでおくのもありですが、現在、APS-Cを利用されているのであれば、まずはお手頃価格でかなりの高画質を期待できる本製品をまずお試しされるのがよいかと思います。

レンズの表情は?

まずはキャップ装着の状態から。
 
キャップを外します。
 
横にするとAF/MFフォーカス切り替えボタン、それからSigma Artシリーズの印である「A」シールが貼ってあります。
 
フードは非常にシンプルな形。
 
 
Canon EOS80Dに装着してみます。
正面から撮影
 
横から撮影
 
斜めから撮影
 
このレンズ自体もそれなりに大きいので、バランスがいいですね。なかなかカッコいい!持ち歩きたくなる風貌です。

ボケ具合テスト

明るい単焦点レンズなので、一番気になるのはボケ具合!ミニコーヒーカップを前後に並べて前のコーヒーカップの「K」に焦点を合わせて撮影していきます。後ろ側のカップの文字は「R」です。
F値を変えて撮っていきます。

F1.4で撮影

カップの形も特定できないくらいにぼけてますね。開放F値1.4のパワーです。
 
F1.8で撮影※ちょっと中途ハンパですが、単焦点でよくあるF値なので
おぼろげに形が分かってきます。
 
F2.0で撮影
 
F2.8で撮影
 
F4.0で撮影
このあたりになるとカップの文字が分かってきますね。
 
F5.6 で撮影
 
F8.0で撮影
 
F11で撮影
前のカップも後ろのカップもはっきり特定できます。
 
F16で撮影
 
F1.4(上)とF2.8(下)の違い
 
APS-C用のズームレンズにもF2.8通しの明るいレンズがありますが、1.4と2.8ではこれだけのボケの差が出てきます。ボケ感にこだわるのなら単焦点の極力F値の小さいものを選びたいですね。
 
 

Sigma Art 30mm F1.4 DCの作例

本レンズで撮影した作例をいくつか掲載します。RAWで撮った後、Adobe Lightroomで現像してます。

スナップ写真 @銀座~有楽町

 
 

風景写真 @横浜三渓園

 
 

桜写真 @横浜三渓園

 
 

お団子 @横浜三渓園 茶店

 
 

まとめ

描写力も素晴らしいのですが、30㎜の距離感、つまりフルサイズ換算でおおよそ50㎜の感覚が非常に使いやすいです。
 
ポートレート、スナップ、お料理撮影、どれでも使えるので、付けっぱなしには最適なレンズですね。
しばらくはEOS 80Dの基本レンズになりそうです。
 
 
 
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この記事を書いた人

週末フォトグラファー&ブロガー
写真、カメラなどに関する情報をブログ「finderks.com」と共にお届け。皆さんにファインダーを通した感動と癒しを共有していきます。

CANON→SONY→FUJIFILMとカメラのメインシステムを渡り歩いてます。

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