GRファンの皆様、こんにちは!
先日、GRⅢ/GRⅢxのおすすめ設定の基本設定ということで、全般的な設定の記事を投稿しましたが、今回は皆さんが好きな、街の夜景を素敵に切り取るための設定をまとめてみました。
夜景といっても、撮り方はいくつかあると思いますが、その中でもよく使っている撮り方のパターンで三つほど、ご紹介していきます。
皆さんの、GRⅢ/GRⅢxの撮影ライフにお役立てできるとうれしいです。ぜひ最後まで読んでみてください。
▼GRⅢユーザなら手元に置いておきたい一冊
GRⅢ/GRⅢx夜景設定のパターン毎の作例
パターン1 王道の長時間露光の作例と設定
光が少ない夜をきらびやかに切り取るには長時間シャッターを開き、たくさんの光を取り込むことです。手持ちではひどくぶれてしまうので、三脚は必須となります。
ただGRユーザであれば、大きい三脚を持ちたくはないと思いますので、コンパクトな三脚を持っていきましょう。
同じ被写体ですが、シャッタースピードを2秒、20秒、30秒と変えて撮ったものを掲載します。
設定項目 | 設定内容 |
シャッタースピード | 10sec~60sec |
絞り | F8~F16 |
ISO感度 | 100~200 |
手振れ補正 | オフ |
イメージコントロール | スタンダード/ポジフィルム |
▼三脚はコンパクトなGRⅢに似合うコンパクトなものがおすすめ
パターン2 夜のストリートをスナップ撮影
夜の撮影は光が少ないため、シャッタースピードは遅くなり、光の感度を上げるためにISO感度は高くなる傾向にあります。
シャッタースピードが長くなると、手振れの可能性が高くなるので、シャッタースピードはISO感度とトレードオフで両設定のベースを決めることになります。
ただストリートスナップであまりに写真の品質にこだわると、テンポよく取れなくなるため、ISO感度が上がるのは目をつぶることになります。
設定項目 | 設定内容 |
シャッタースピード | AUTO |
絞り | F2.8 |
ISO感度 | AUTO |
手振れ補正 | オン |
イメージコントロール | スタンダード/ポジフィルム |
ホワイトバランス | オート |
パターン3 夜の光と影をモノクロで切り取る
最近、僕が良く使っている設定です。夜の暗い部分と光の部分をさらに強調してモノクロに仕上げる方法です。
GRⅢではイメージコントロールでモノクロの設定ができますが、その中でも一番光と影を強調して、メリハリのある写真となるのが「ハイコントラストモノクロ」になります。
設定項目 | 設定内容 |
シャッタースピード | AUTO |
絞り | F2.8 |
ISO感度 | AUTO |
手振れ補正 | オン |
イメージコントロール | ハイコントラスト白黒 |
まとめ
以上、三つのパターンに分けて、作例とともにご紹介しました。あくまで僕の設定している内容なので、皆さん自身でもアレンジしていただき、GRⅢの夜の撮影を楽しんでいただければと思います。
今回ご紹介した三つのパターンのポイントをもう一度見てみましょう。
パターン1:長時間露光でじっくり撮影(絞り 8~11、シャッタースピード 2~30秒)
パターン2:夜のストリートスナップ撮影(絞り開放2.8 手振れ補正ON)
パターン3:夜のモノクロ撮影(絞り開放2.8 手振れ補正ON イメージコントロールHighB/W)
▼GRⅢユーザなら手元に置いておきたい一冊