皆さんこんにちは!
このところ写真を撮りに行くときには必ず持ち歩いている「RICOH GRⅢ」
最強のスナップシューターといわれるだけあって、機動力と携帯性は抜群です。もっと早く買っておけばよかったといまさらながら思うところ。
風景、街中スナップ、テーブルフォトと適用シーンはいっぱいあるので、一台あればシャッターを切る回数が圧倒的に増えます。
発売されてかなり時間がたってからの購入ですが、半年以上使い倒しましたので、この辺りでレビューしてみたいと思います。作例もピックアップしていますので、よかったら見て行ってください。
GRⅢの素晴らしいところ
圧倒的なコンパクトさ
サイズ感が約10cm(幅)x約6㎝(高さ)x約3㎝(厚さ)、重さも約257gとはっきり言って、スマホレベルの携帯性です。もちろんポケットにも入りますし、わざわざカメラを持ち出すという感覚がありません。
スマホやお財布と同じような感覚で持ち出すことができるので、出動率が本当にアップします。日々の写真を撮る枚数が本当に増えますね。
撮影量はカメラの上達直結する可能性が高いので、今後、カメラの腕が上がっていることに期待です。
起動が早い
とにかく起動が早い。
「電源オンから約0.8秒の高速起動」
撮ろうと思った瞬間に、起動が遅いとシャッターチャンスを逃していしまします。
瞬間を捉える街中スナップでは、その起動の速さは本当に助かります。
広角28㎜が汎用性がある
この辺りは好みが分かれるところですけど、自分としてはストリートスナップも撮影しますし、風景スナップも撮りたい。そうなると35㎜だとちょっと範囲が狭いんですね。
以前、FUJIFILMのAPS-Cコンデジの「X100F」を持っていましたが、35㎜レンズなので、もう少し広角を撮りたいと思ってワイドコンバーターを買ったはいいけど、結局、カメラ自体が大きくなってしまったので、持ち出す頻度が減ってしまいました。
GR3ではクロップモードでボタン一つで簡単に35㎜、50㎜相当に変更できるので、逆に狭い画角で撮りたいと思ったときにも対応できます。
※クロップなので画素数は落ちますが、十分使える範囲です。
寄れる!(マクロモードもあり)
普通に使っていても、最短撮影距離がレンズ先端から10cmなので、料理などの撮影であれば、十分だと思いますが、マクロモードにすれば6㎝~12㎝と本格マクロの世界が楽しめます。
GRⅢの足りないところ
バッテリーの持ちが悪い
本当にバッテリーは持ちません。スナップしていると一時間半くらいで、最後のメモリまで来ているところが多いです。まだまだ取れると思って粘るんですけど、間もなくバッテリー切れが来てしまいます。
メーカの公式ページでは
撮影可能枚数:約200枚
となっています。
よく考えると、バッテリーの大きさは、ほかのメーカーのものに比べて小さく、薄いし、1/2~1/3くらいの大きさではないでしょうか。そう思うと、大きさから考えれば頑張っているほうだと思います。
小さいので、予備を1,2個、ポッケに忍ばせておけば問題ありません。
ファインダーがない
もともとカメラ本体が小さいのでファインダーがないのは仕方がないのですが、晴天の時など、背面液晶モニターが見にくいときは、ファインダーが欲しくなる時があります。
SONYの1インチコンデジのRX100シリーズなどは、小さい筐体にファインダーがついているので、びっくりなのですけどね。
自分は結局どうしても欲しくて買ってしまいました。
↓レビュー記事は下記に掲載しています。
GRⅢの作例をご紹介
作例1:街中スナップ
ポッケに忍ばせておいて、シャッターチャンスが来たらさっと取り出し、シャッターを切る。スマホ並みに小さいので、カメラを出していても威圧感はありません。
作例2:風景スナップ
最近は混雑しているところは避けたいので、どちらかというと風景スナップの方が多いです。
「18.3mm(35ミリ判換算28mm相当)F2.8」
風景スナップだと35㎜ではちょっと画角が狭いかな。と思うことがしばしば。24㎜相当ではちょっと広角すぎるし。28㎜相当が風景スナップではしっくりきます。これで取れないシーンはあまりありません。
イメージコントロールは「ポジフィルム調」で設定して撮影しています。
作例3:マクロ撮影
レンズの先端から6㎝まで迫れます。撮影倍率0.35倍ということで、物撮りや花の写真などの接写にも活躍してくれます。
これまではマクロレンズに付け替えたり、接写リングをつけたり、ひと手間があったのが、GRⅢでは、「マクロボタン」があるので、簡単に切り替えができるのがいいですね。
▼GRⅢユーザなら手元に置いておきたい一冊▼
GRⅢのステップアップ活用
GRⅢを使ってきて、自分なりに試行錯誤してきました。ぜひ知っておきたいノウハウなどを別記事にまとめてますので、ぜひ見てみてくださいね。
▼GRⅢで多彩な表現を!▼
▼GRⅢはモノクロ撮影が似合う?▼
▼GRⅢの撮影スピードの超高速化▼
▼35㎜が好きなあなたのために!▼
まとめ
カメラはFUJIFILMにこだわっていたのですが、まあ評判もいいし、一台くらい他メーカーのものを持っているものいいかと思い、手に入れました。
最初はこんなに小さいのか?なんかコンデジっぽいなあ。
と思っていたのですけど、その画質の良さにびっくり。APS-Cという意味ではFUJIFILMのXシリーズのカメラを持っているのですが、画質という点ではあまり違いを感じないです。
今の撮影スタイルは、
GRⅢ一台で撮りに行く
もしくは、GRⅢ(サブ機)+FUJIFILM X-E3(メイン機)※レンズは標準単焦点レンズ
のパターンが多いですね。
フルサイズのカメラと重いズームレンズを持っていた自分が懐かしい。。。
▼GRⅢユーザなら手元に置いておきたい一冊