GRⅢファンの皆様、こんにちは。T9です。
GRⅢで撮影した写真をフィルムカメラで撮影したような、イメージにするにはどのようにしたらいいか?。
そんな疑問がふとよぎって、自分なりに方法を整理してみましたので皆さんに、紹介したいと思います。
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GRⅢ/GRⅢxで撮った写真をフィルムカメラで撮影したようにする方法
三つの方法
1.フィルム風のイメージコントロールを使う
2.撮った写真をカメラ内RAW現像で、フィルムライクな設定で出力する
3.Adobe Lightroom等のRAW現像ソフトを使ってフィルムライクなプリセットをあてる
3つ目の方法は、一番確実で柔軟性もありますが、今回は、GRⅢの機能で完結することにこだわりたいので、1,2番目の方向で記事を書いていきます。
フィルム風とは?
端的にいうと、「フイルムカメラで撮ったような写真」
ですが、具体的にどのようなものかもう少し深堀していくと、
・少し古めかしい感じ → 色あせている感じ
・四隅の周辺光量が落ちている
・映りがやわらかい感じ
では、上記特徴を踏まえて、フィルム風に近いイメージコントロールの選び方や、カスタマイズについてご紹介してきます。
GRⅢに備わっているフィルム風のイメージコントロール
GRⅢにはJPEGで撮影または出力するときにイメージコントロールを選択することで、お好みの雰囲気で写真データを作ることができます。
なかでもフィルム風の特徴に近いイメージコントロールを順番にご紹介していきますね。作例は雰囲気の違うものをチョイスして、それぞれのイメージコントロールでカメラ内RAW現像しています。
※単純比較のため、RAW現像内の設定はイメージコントロールのみ変更しており、細かな調整はしていません。
ポジフィルム調
クロスプロセス
ブリーチバイパス
レトロ
GRⅢの個別設定でフィルム風に近づける
ちょっと手間がかかる方法ですが、単純にイメージコントロールを選択するよりも、自分好みに原理原則を知るためには、一度はチャレンジしたいところです。イメージコントロールを使うにしろ、自分でカスタマイズする力が身に付きますからね。
イメージコントロールのベースをスタンダードからカスタム設定していってもいいですし、最初にお好きなイメージコントロールを選んで、さらに自分流に追い込むやり方もあります。
個別のパラメータ設定については、アップしているサイトもいくつかありますので、まずはそのページに書いてある設定内容に従ってやってみるのもいいかもしれません。
▼海外サイトですが、GRⅢのイメージコントロールをベースとした、個別カスタマイズの設定と作例が紹介されています。
現像ソフトで仕上げる
AdobeのLightRoomなどの現像ソフトを使えば、細部のパラメータまで調整することができます。一旦、設定パターンさえ作って登録しておけば、RAWデータで読み込むことで、一発で適用することができ、非常にスピーディに仕上げることができます。
自分で最適な設定パターンを見出すのも楽しいですが、あらかじめ販売されているプリセットなどをダウンロードしてそれを充てるのも結果的に非常に品質が良く、効率的に作りだすことができます。
▼VSCOなどが有名どころですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。おさらいすると
GR3Ⅲで撮った写真をフィルム風にするには、
1.フィルム風のイメージコントロールを使う
2.撮った写真をカメラ内RAW現像で、フィルムライクな設定で出力する
3.Adobe Lightroom等のRAW現像ソフトを使ってフィルムライクなプリセットをあてる
お時間があれば、すべて試してみて一番使い勝手のいい方法でやるのがいいですね。
皆様のGR3Ⅲライフの参考になれば、幸いです。
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